開店のきっかけは、愛犬ダンディが病に倒れ聴力と視力を失ったことでした。私が辛い時や悲しい時、いつも心の支えとなってくれていたダンディ。「苦しんでいる病気の子を独りぼっちにしたくない、そばにいてあげたい…」という愛犬への強い想いから、仕事を辞めて起業を決意しました。想いだけで始めたお店は順風満帆とはいかず頭を悩ませる日々が続き、お客様がゼロの日もあるほど…。でも「すべてのワンちゃんを幸せにする」という想いを胸に困難を乗り越えてきました。
開店から7年後、ダンディが虹の橋を渡っていきました。17歳でした。こんなにも長い間、共に過ごした家族です。決して忘れ去ることはできません。ですが、この悲しみと経験を乗り越えドギーベリーを通じて一人でも多くのお客様とワンちゃんに貢献することがこれからの使命だと思っています。
15年前にたった1人の小さなお店からスタートしたドギーベリーは、トリミングだけではなく保育園やホテルなどトータルでワンちゃんをサポートしていけるお店にまで成長いたしました。
2代目看板犬のミニピンのモグは15歳。シニア犬ですがまだまだ元気にしています。そして現在、トイプードルのめろとブランが看板犬として皆様のご来店をお待ちしております。
今後とも末永くドギーベリーをご愛顧くださいますようよろしくお願い致します。
2020年3月1日
オーナー 佐藤久美子